最近プローシュを組みまして、身内環境で回したりしかのつのコマンダーにもっていったりしていました。
プレイ期間が短いにも関わらず勝率が結構よく、さすがのジェネラルパワーだなと感心しきりです。(大会はギリギリ決勝いけなかったのですがね…)
元々はドラゴンストームが使いたいところから構築がスタートしましたが、デッキに眠っていてほしいドラゴン達が手札に来るストレスに耐えられなかったので、ハルク型になりました。僕はサルカンにはなれなかったよ…。
なおハルクもゴミが手札に来るという事実
以下レシピです。
ジェネラルを安定して3ターン目にキャストするためにマナ加速が多めに入っています。
基本的な動きは
1~2ターン目:マナ加速
3ターン目:ジェネラルキャスト
4ターン目:サーチを挟んで勝ちに行く
という流れです。4~5ターン目に勝ちを目指すのが一つのメルクマールとなっています。
3ターン目にジェネラルキャストの6マナ(土地のマナ+加速分のマナ)を用意する方法としては
1ターン目:1マナ分加速(土地分計1 加速分計1)
2ターン目:2マナ分加速(土地分計2 加速分計3)
3ターン目:土地おいて6マナ(土地分計3 加速分計3)
というパターンを想定しています。
例えば、1ターン目の1マナ加速については1マナマナクリ、繁茂、楽園の拡散等豊富に入っており、容易に達成できると思います。
2ターン目の2マナ加速については、ティタニアの僧侶、献身のドルイド、ほくちの壁、ソンバーワルド、失われた業の巫師で達成できますし、1マナ加速を2連打してもOKです。
仮に2ターン目に1マナ加速しかできなくても、各種指導霊や水蓮の花びら、暗黒の儀式などの使い切りのマナ加速で捻出できますし、6マナ捻出は思ったよりも安定して行えます。
ちなみに土地は毎ターン1枚置ける前提です。3ターン目に3枚土地をしっかり置きたいので土地は32枚と、一般的なプローシュからすると多めにとっています。(29-30枚が一般的なイメージですね。)。
ロンドンマリガンにより、マリガンしたカードが横置きできなくなったので、次のマリガン後の手札の土地の枚数をざっくりでも判断できなくなったこともあって多めに土地をとるのが良いと僕は思っています。
そんなこんなでジェネラルを3ターン目に出した後ですが、次の4ターン目には最初の1ターンも含めて計4枚ドローしてます。
ですので、なにかしら攻勢に出ることができるカードもしくはそれらをサーチできるカードを引いているでしょう。
引いていない場合は何食わぬ顔でパンチしていきましょう。それでも3パンジェネラルです。強いですね!
ではここからは具体的なコンボの解説です。
コンボというのは
・最終的にこうなれば勝ちというフィニッシュ方法
・上記盤面に至るまでのルート
に分けることができますので、それぞれに説明します。
最終的なフィニッシュ方法としては
①食物連鎖+統率者+(鍛冶の神、パーフォロス 又は ゴブリンの砲撃)
②シルヴォクののけ者、メリーラ+残忍なレッドキャップ+サクリ台
③鏡割りのキキジキ+士気溢れる徴集兵
④孔蹄のビヒモス 又は 破滅の終焉(X=10以上)
の4つを用意しています。
上記4つにスムーズにアクセスするためのルートとしては
・変幻の大男ルート(A)
ボディ・スナッチャーがデッキに存在しない場合はファイレクシアの発掘者を使います。その場合は森を護る者か1マナサクリ台どちらかを諦めで。
・変幻の大男ルート(B)
ファイレクシアの発掘者しか受けがないルート。ライフが14点もルーズするのでライフを詰められていると、そもそもこのルートを取れないことも。
・出産の殻ルート(A)
・出産の殻ルート(B)
・サクリ台+再誕のパターン
・統率者+異界の進化
→穢れた血、ラザケシュをサーチ →如何様にも
・騙し討ち+変幻の大男
→上記変幻の大男ルート(A)または(B)
穢れた血、ラザケシュ着地後については何でもできるので割愛していますが、だいたいは食物連鎖(フィニッシュ①)に持っていきます。
孔蹄のビヒモス又は破滅の終焉(X=10以上)(フィニッシュ④)については積極的には狙いませんが保険として存在しています。グダった時に役立つ感覚です。
一つのフィニッシュパターンに対して複数のルートからアクセスできたり(鏡割りのキキジキ+士気溢れる徴集兵)、一つのフィニッシュパターンで用いるカードを他のルートでも用いたり(残忍なレッドキャップ)と、汎用性の低いカードにも複数の役割を持たせることで完全なゴミとなることを回避させています。
変幻の大男ルートは墓地を利用しますが、墓地利用一辺倒ではなく、食物連鎖や孔蹄のビヒモスは墓地メタを回避できますし、「○○されたから詰む」という状況が少なく、どんな状況からでもワンチャンを狙っていける統率者だと思います。
ただ、死ぬほどサーチを行うのでエイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensorと締め付け/Strangleholdが天敵です。前者は残忍なレッドキャップ、殺し、ゴブリンの砲撃で対処し、後者は自然の要求やエメラルドの魔除けで対処します。暗殺者の戦利品は虎の子の万能除去なので慎重に使います。
以下、非採用カードに対する説明(採用に至らなかった理由)
Q.Wheel of Fortuneや繁殖力/Fecundityは?というかドローが少なくない?
A.上記2点のような相手にも大量ドローを与える余地のあるカードは採用を避けました。また、ドローについても、変幻の大男や出産の殻を用いる都合上、デッキに眠っていてほしいカードが多く、徒に大量ドローをして引きたくないカードを引いてしまうことを避けています。その分、攻め札を確実に引っ張ってこれるサーチカードを大量に積んでいます。
Q.伝国の玉璽/Imperial Sealは?
A.1つ目の質問のドローが少ないことに起因しています。ソーサリータイミングでデッキトップに積み込んでも、ドローが少ないことにより、即座に引いて使用ができません。結果的にオープンリーチの状態でターンを返すことになり、対処してくださいと言わんばかりの状況になってします。
Q.背信のオーガ/Treasonous Ogreは?
A.このデッキにとって赤マナは一番重要性が低いと思っています。また、ライフを狙われやすいカラーの統率者であり、一番重要性の低いマナを貴重なライフを削って大量生産するというのは、リスクとリターンが見合ってないと感じたのでデッキから抜けました。
と、いうことでカーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kherのデッキ解説でした。
この統率者はいろいろな型がありますので、皆さんの好きな形で組んでみるといいと思います。その時にこの日記が少しでもお役に立てれば幸いです。
プレイ期間が短いにも関わらず勝率が結構よく、さすがのジェネラルパワーだなと感心しきりです。(大会はギリギリ決勝いけなかったのですがね…)
元々はドラゴンストームが使いたいところから構築がスタートしましたが、デッキに眠っていてほしいドラゴン達が手札に来るストレスに耐えられなかったので、ハルク型になりました。僕はサルカンにはなれなかったよ…。
以下レシピです。
土地32
統率の塔/Command Tower
マナの合流点/Mana Confluence
真鍮の都/City of Brass
反射池/Reflecting Pool
ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
モスファイアの谷/Mossfire Valley
シャドーブラッドの尾根/Shadowblood Ridge
育成泥炭地/Nurturing Peatland
尖塔の庭/Spire Garden
特別観覧室/Luxury Suite
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
霧深い雨林/Misty Rainforest
汚染された三角州/Polluted Delta
沸騰する小湖/Scalding Tarn
吹きさらしの荒野/Windswept Heath
湿地の干潟/Marsh Flats
乾燥台地/Arid Mesa
Bayou
Taiga
Badlands
草むした墓/Overgrown Tomb
踏み鳴らされる地/Stomping Ground
血の墓所/Blood Crypt
森1
沼1
山1
ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle
ドライアドの東屋/Dryad Arbor
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
古えの墳墓/Ancient Tomb
マナ加速26
ボリアルのドルイド/Boreal Druid
ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
Fyndhorn Elves
エルフの神秘家/Elvish Mystic
ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker
深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow
東屋のエルフ/Arbor Elf
極楽鳥/Birds of Paradise
死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
ほくちの壁/Tinder Wall
根の壁/Wall of Roots
献身のドルイド/Devoted Druid
ティタニアの僧侶/Priest of Titania
失われた業の巫師/Shaman of Forgotten Ways
ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sage
水蓮の花びら/Lotus Petal
魔力の墓所/Mana Crypt
金属モックス/Chrome Mox
太陽の指輪/Sol Ring
魔力の櫃/Mana Vault
波止場の恐喝者/Dockside Extortionist
繁茂/Wild Growth
楽園の拡散/Utopia Sprawl
猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
Elvish Spirit Guide
暗黒の儀式/Dark Ritual
サーチ18
穢れた血、ラザケシュ/Razaketh, the Foulblooded
ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon
アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizier
出産の殻/Birthing Pod
悪魔の教示者/Demonic Tutor
悪魔の意図/Diabolic Intent
Grim Tutor
吸血の教示者/Vampiric Tutor
ギャンブル/Gamble
再誕のパターン/Pattern of Rebirth
破滅の終焉/Finale of Devastation
緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith
自然の秩序/Natural Order
異界の進化/Eldritch Evolution
召喚の調べ/Chord of Calling
俗世の教示者/Worldly Tutor
召喚士の契約/Summoner’s Pact
輪作/Crop Rotation
ドロー2
森の知恵/Sylvan Library
頭蓋骨絞め/Skullclamp
妨害4
自然の要求/Nature’s Claim
エメラルドの魔除け/Emerald Charm
暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy
殺し/Snuff Out
対妨害1
夏の帳/Veil of Summer
墓地回収1
永遠の証人/Eternal Witness
勝ち札・コンボカード15
変幻の大男/Protean Hulk
森を護る者/Sylvan Safekeeper
臓物の予見者/Viscera Seer
屍肉喰らい/Carrion Feeder
ボディ・スナッチャー/Body Snatcher
ファイレクシアの発掘者/Phyrexian Delver
シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast
残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap
食物連鎖/Food Chain
鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge
ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment
鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker
士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts
孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth
騙し討ち/Sneak Attack
ジェネラルを安定して3ターン目にキャストするためにマナ加速が多めに入っています。
基本的な動きは
1~2ターン目:マナ加速
3ターン目:ジェネラルキャスト
4ターン目:サーチを挟んで勝ちに行く
という流れです。4~5ターン目に勝ちを目指すのが一つのメルクマールとなっています。
3ターン目にジェネラルキャストの6マナ(土地のマナ+加速分のマナ)を用意する方法としては
1ターン目:1マナ分加速(土地分計1 加速分計1)
2ターン目:2マナ分加速(土地分計2 加速分計3)
3ターン目:土地おいて6マナ(土地分計3 加速分計3)
というパターンを想定しています。
例えば、1ターン目の1マナ加速については1マナマナクリ、繁茂、楽園の拡散等豊富に入っており、容易に達成できると思います。
2ターン目の2マナ加速については、ティタニアの僧侶、献身のドルイド、ほくちの壁、ソンバーワルド、失われた業の巫師で達成できますし、1マナ加速を2連打してもOKです。
仮に2ターン目に1マナ加速しかできなくても、各種指導霊や水蓮の花びら、暗黒の儀式などの使い切りのマナ加速で捻出できますし、6マナ捻出は思ったよりも安定して行えます。
ちなみに土地は毎ターン1枚置ける前提です。3ターン目に3枚土地をしっかり置きたいので土地は32枚と、一般的なプローシュからすると多めにとっています。(29-30枚が一般的なイメージですね。)。
ロンドンマリガンにより、マリガンしたカードが横置きできなくなったので、次のマリガン後の手札の土地の枚数をざっくりでも判断できなくなったこともあって多めに土地をとるのが良いと僕は思っています。
そんなこんなでジェネラルを3ターン目に出した後ですが、次の4ターン目には最初の1ターンも含めて計4枚ドローしてます。
ですので、なにかしら攻勢に出ることができるカードもしくはそれらをサーチできるカードを引いているでしょう。
引いていない場合は何食わぬ顔でパンチしていきましょう。それでも3パンジェネラルです。強いですね!
ではここからは具体的なコンボの解説です。
コンボというのは
・最終的にこうなれば勝ちというフィニッシュ方法
・上記盤面に至るまでのルート
に分けることができますので、それぞれに説明します。
最終的なフィニッシュ方法としては
①食物連鎖+統率者+(鍛冶の神、パーフォロス 又は ゴブリンの砲撃)
②シルヴォクののけ者、メリーラ+残忍なレッドキャップ+サクリ台
③鏡割りのキキジキ+士気溢れる徴集兵
④孔蹄のビヒモス 又は 破滅の終焉(X=10以上)
の4つを用意しています。
上記4つにスムーズにアクセスするためのルートとしては
・変幻の大男ルート(A)
変幻の大男死亡
→ボディ・スナッチャー + 森を護る者 + 1マナサクリ台
→ボディ・スナッチャーCIPスタックサクリで変幻の大男を再び死亡させる
→シルヴォクののけ者、メリーラ+残忍なレッドキャップ(フィニッシュ②)
ボディ・スナッチャーがデッキに存在しない場合はファイレクシアの発掘者を使います。その場合は森を護る者か1マナサクリ台どちらかを諦めで。
・変幻の大男ルート(B)
変幻の大男死亡
→ファイレクシアの発掘者 + 1マナサクリ台
→変幻の大男を再び死亡させる
→鏡割りのキキジキ + 森を護る者 で ファイレクシアの発掘者をコピー
→変幻の大男を再び死亡させる
→士気溢れる徴集兵(フィニッシュ③)
ファイレクシアの発掘者しか受けがないルート。ライフが14点もルーズするのでライフを詰められていると、そもそもこのルートを取れないことも。
・出産の殻ルート(A)
統率者をコストに起動
→ルーン傷の悪魔をサーチ。CIPでエメラルドの魔除けをサーチし、出産の殻をアンタップ
→ルーン傷の悪魔をコストに起動
→穢れた血、ラザケシュをサーチ
→如何様にも
・出産の殻ルート(B)
残忍なレッドキャップをコストに起動
→士気溢れる徴集をサーチ。CIPで出産の殻をアンタップ
→残忍なレッドキャップ(頑強後)をコストに起動
→鏡割りのキキジキをサーチ(フィニッシュ③)
・サクリ台+再誕のパターン
変幻の大男をサーチ → 上記変幻の大男ルート(A)または(B)
または
穢れた血、ラザケシュをサーチ → 如何様にも
・統率者+異界の進化
→穢れた血、ラザケシュをサーチ →如何様にも
・騙し討ち+変幻の大男
→上記変幻の大男ルート(A)または(B)
穢れた血、ラザケシュ着地後については何でもできるので割愛していますが、だいたいは食物連鎖(フィニッシュ①)に持っていきます。
孔蹄のビヒモス又は破滅の終焉(X=10以上)(フィニッシュ④)については積極的には狙いませんが保険として存在しています。グダった時に役立つ感覚です。
一つのフィニッシュパターンに対して複数のルートからアクセスできたり(鏡割りのキキジキ+士気溢れる徴集兵)、一つのフィニッシュパターンで用いるカードを他のルートでも用いたり(残忍なレッドキャップ)と、汎用性の低いカードにも複数の役割を持たせることで完全なゴミとなることを回避させています。
変幻の大男ルートは墓地を利用しますが、墓地利用一辺倒ではなく、食物連鎖や孔蹄のビヒモスは墓地メタを回避できますし、「○○されたから詰む」という状況が少なく、どんな状況からでもワンチャンを狙っていける統率者だと思います。
ただ、死ぬほどサーチを行うのでエイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensorと締め付け/Strangleholdが天敵です。前者は残忍なレッドキャップ、殺し、ゴブリンの砲撃で対処し、後者は自然の要求やエメラルドの魔除けで対処します。暗殺者の戦利品は虎の子の万能除去なので慎重に使います。
以下、非採用カードに対する説明(採用に至らなかった理由)
Q.Wheel of Fortuneや繁殖力/Fecundityは?というかドローが少なくない?
A.上記2点のような相手にも大量ドローを与える余地のあるカードは採用を避けました。また、ドローについても、変幻の大男や出産の殻を用いる都合上、デッキに眠っていてほしいカードが多く、徒に大量ドローをして引きたくないカードを引いてしまうことを避けています。その分、攻め札を確実に引っ張ってこれるサーチカードを大量に積んでいます。
Q.伝国の玉璽/Imperial Sealは?
A.1つ目の質問のドローが少ないことに起因しています。ソーサリータイミングでデッキトップに積み込んでも、ドローが少ないことにより、即座に引いて使用ができません。結果的にオープンリーチの状態でターンを返すことになり、対処してくださいと言わんばかりの状況になってします。
Q.背信のオーガ/Treasonous Ogreは?
A.このデッキにとって赤マナは一番重要性が低いと思っています。また、ライフを狙われやすいカラーの統率者であり、一番重要性の低いマナを貴重なライフを削って大量生産するというのは、リスクとリターンが見合ってないと感じたのでデッキから抜けました。
と、いうことでカーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kherのデッキ解説でした。
この統率者はいろいろな型がありますので、皆さんの好きな形で組んでみるといいと思います。その時にこの日記が少しでもお役に立てれば幸いです。
コメント